PSPの予想

PSPは一体、いくらで、いつ発売されるのだろうか?
それが決まれば、NDSを買うか、PSPを買うか、はたまた両方を買うか決まるのだが。

http://d.hatena.ne.jp/black_joke/20040923#p1
ちなみに、NintendoDSが15000円とのことなので、PSPは29800〜39800円辺りと予想中。

値段は、これでいいはずだ。4万円台になってしまうと、NDSへ流れる低年齢層が続出するはずで、PS2で十分とか、PS3を待つ人もでてくる。
私は東京ゲームショウPSPを触ってきたが、スペック的には PSPPS2 でしかない。
現在のPSPの強みは、「持ち運べんで外で遊べること」これしかない。(他の機能は、サービス実現が未定で疑問)
たったこれだけで、ゲームの数もあまりないのに、ゲームボーイアドバンスの大資産をごっそりうけつぐNDSや、既に遊んでいるPS2に対し、どれだけのアドバンテージがあるのか?
少なくとも私には、まだ何かしてくれる、とか、スペック上様々なアプリが活用できそう、という「淡い期待」しかない。

そこで、SCE久夛良木社長のコメントを参照されたい。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0922/mobile261.htm

ニンテンドーDSが2万円を切る低価格で発表された事を受けた記者からの質問に、久多良木氏は「初代プレイステーションが39,800円と発表された時、それが高い製品なのか、それとも安い製品なのかを評価する基準は存在しませんでした。なぜなら、ゲーム機の本質、価値はその上で動作するソフトウェアで決まるからです。コンテンツが一番大切で、すべての価値を決めるというのは(ゲーム機の)世代が異なっても同じ。東京ゲームショウで来場者の反応や要望を聞いて、ゲームベンダーや流通サイドとも話し合いながら決めていきたい」と話した。

 さらに会見後には「初代PSが発売された頃に存在したゲーム機は、1万円ちょっとで購入できましたが我々の製品は4万円近い価格。比較すれば当然高価ですが、セガサターンを含め性能面で圧倒していた(当時の)次世代機は、予想を超えて売り上げを伸ばしました。それは、それだけのお金を払ってでも遊びたいコンテンツがあったからです」ともコメントしていた。

(中略)
 翻れば、何も中身に関する評価が確定しないまま、本体価格だけがひとり歩きするのを防ぎたということになろう。もし39,800円になるならば、ニンテンドーDSの2倍の価格だ。それでもコスト的にはかなり厳しいと思われる。いずれにしろ、対応コンテンツのデキ具合もなかなか良好に見えるPSPのスタートダッシュが成功するか否かは、その価格設定に大きく依存しそうだ。

やはり、コンテンツありきと考えているのだから、人気ビッグネームソフトの完成・発売が見えていない現状では39,800円を上回る強気の価格設定は難しい。この値段で攻めるのなら、同時発売ソフトは少なくとも12タイトルは欲しい。
 それだけの数のソフトも準備できないのならば、本体価格を思い切って安くし、できるだけ早く発売してNDSに流れるユーザーを囲いこんで食い止めるべき。(SCEが満足できるかどうかは別問題で、任天堂とタイマンを張る戦略。本体価格の値下げ分は、ソフト売り上げより吸い上げ補填する)

 別の戦略としては、NDSとは完全に棲み分けを狙う。(企業体としてはできるだけ避けたいことだが)思い切って発売を遅らせること。そして値段は下げずに、ソフトの充実を待つ。ゲームソフトだけでなく、音楽や映画、UMDメディアの普及活動も並行してして行うこと。(年度末の売り上げもなんとか見込めるし)

 その他の戦略として、価格やコンテンツだけでなく、びっくりさせるような別の販売促進の戦略も考えられますが、公表は避けておきましょう。。。

SCEがんばれ!任天堂の最後の砦を崩すのは、今回もあなたしかないはず!
(競えば競うほど、安くかつサービスが良くなり、ユーザーには嬉しい結果となるはず)


私的予想案

  1. 34800円 12/23 発売 →様子見
  2. 39800円 12/3 発売(サプライズのサービスを付加)→様子見
  3. 29800円 12/3 発売 →買い!
  4. 39800円 1/20頃 発売 →NDSを買う?!

参考) NintendoDS 15000円 2004年12月2日発売予定
(Touch DSイベントで、実機展示予定)