◆シリーズ・新車攻勢(秋の陣) 

自動車業界・国産高級セダン市場を掘り起こす

◆ホンダ・レジェンド 8年ぶりのフルモデルチェンジ

ホンダの最高級車が久々にモデルチェンジして今日発表。様々な最新・ハイテク装備を搭載。
 →インスパイア搭載の車間距離調整機能を始め、赤外線センサーで夜間目立たない人などを認識・通知し、安全性向上を図る。

ホンダの旗艦車種(最高級セダン)
実に8年ぶりのフルモデルチェンジ
「上級セダン市場の中で、独自の地位を築く」
価格525万円、排気量3.5L V8エンジン搭載、国産車で初めて300馬力を実現(?!)
デザインや内装の高級感はもちろん、力強い走りがセールスポイント

(*捕捉→日本では、昨年頃まで業界の「自主規制」で、280馬力以上の一般車は販売できなかった背景がありますが、実際にはスバルのインプレッサSTiなどで300馬力程度は出ているとの話もあります)


・国産高級セダンの市場は年々減少傾向
・こうした中、トヨタが昨年発売した新型クラウンがヒット、今年度上半期新車ランキングで5位と、高級セダンで唯一ベスト10入りしている(*捕捉→ちなみに、TOP2はホンダのフィットと、トヨタカローラが争っています)
・日産も高級セダン・フーガを発売予定
→セドリック・グロリアの後継機種
・再び高級セダンの市場が活性化しつつある


長くモデルチェンジをしていなかったため、調査によれば、3/4のユーザーが、他車へ乗り換えてしまった模様。去年は6台しか売れなかった。
高級路線を全面に打ち出し、専用に全面改装・プロデュースされた「レジェンド・ディーラー」(ホンダ・クリオ)で販売(神戸など)。
平日にも客足は良く、先行き好調の見通し。目標販売台数は20台/月

 ディーラー店長「様々な課題はあるが、お客様に来て見て触ってもらえれば、わかる店になっている」
 ホンダ・福井社長「高級車を進化させることは、企業を進化させることでもある」「車がもつ独自性で、ブランドの存在感を高めていきたい」

 高級車は企業ブランドそのものと語る福井社長、LEGENDはその名の通り、新たな「伝説」となるのか。

 ホンダに限らず、各メーカーは高級ヨーロッパ車に対抗し、高級とはどういうものなのかコンセプトから考え直している。ヨーロッパのメーカーは世界統一基準で、店のレイアウトや展示法をプロデュースしている。日本は個別にやっている段階、トヨタレクサス店を、日産はインフィニティ店をつくるという話もあるが、そこが課題になってくるのではないか

(*蛇足:私の愛車は、昔スバルのレガシーでしたが、今はホンダの「Inspire(インスパイア)」という、レジェンドの一つ下位にあたるセダンに乗っております。最近は浜崎あゆみの曲名にも使われるなど、アーティストの用語で定着しつつありますね・・・。
インスパイアは結構風格のあるいい車なのですが、旧式のモデルは不評だったらしく、中古市場では叩き売り状態のようで、乗り換え時の査定が恐いです。。。ホンダはF1や各車TypeRを始めとするスポーツ路線のイメージが強すぎるため、王者トヨタや復活した日産の牙城にどこまで攻め入れるのかが注目されます。個人的には、スバルとホンダが好きです♪)

◆日産、横浜国際競技場命名権を取得したと発表
横浜みなとみらい地区へ本社移転予定
横浜国際総合競技場→「日産スタジアム」の命名権取得
契約金=5年間で23億5千万円「一般広告より安い」
(*捕捉:YahooBBスタジアム(神戸グリーンスタジアム)の件もありましたね・・・)