プロ野球

どうなるのでしょうか?再編問題。
なんちゃって世論調査では、ストライキに対して圧倒的な支持が寄せられており、
球団経営側に対する非難が高まっている模様。。。


でも、実際の所、我々には実際に関与できる影響力に乏しいのも現実。
これだけのファンの声を前にしても、経営者側は態度を改めない模様ですし。
それに加えて、ストライキという労働者の実力行使を前にしても、あまり効果が見えてこない。(次回の交渉を控えており、まだ早々なのかもしれないが)
結局の所、資本を持つ者が好きなようにルールを作り、取り仕切っているようにしか見えません。

この一件の交渉がまともに進展しないのは、何か表に出したくない理由と隠された陰謀があるのか。


野村(元監督)や、江本(元選手)などが毎日のようにTVに出演して語っていますが、
結局は巨人がらみの利権の問題までしか語ってくれない。
本当にそれだけの問題でここまで引きずるのか?
一体何があるのだ?プロ野球界には。
何なのだ?この参入障壁は。なぜ来年からの参入ではダメなのか?
ニュースを見ても、読んでも、肝心の論点すらまともに伝わってこない。

この様子だと、関係者に張り込んでいるマスコミ陣も私と同様の疑問を追求しているはずだが、彼らが知り得ない情報を私が知り得るはずもない。。。


なぜに2リーグ制にこだわったままなのか?
12チーム制というのは、選手の雇用を守るためには必要かとも思うが、
1リーグにまとめて12球団で行い、パリーグの球団にも「巨人戦」という日の目を見せてあげることで解決できないのか?(選手はそれで不具合が出るのか?)

オリックス近鉄の合併撤回は、本当に不可能なのか?
ルールを変え、必要な賠償さえすれば、複数企業の資本参加(援助)で復活できないのか?

なぜ新規参入は再来年度にしか認められないのか?
審査や準備程度は、必要なリソースさえあれば、半年の期間で十分出来るはず。

それか、どうしても今の仕組みがダメなら、ライブドア楽天シダックスなどでもっと違うシステムの魅力的な別リーグ(プロ野球組織)などを立ち上げたらどうか?

普通に考えれば、もう何がなんだかわけがわからない状況。
プロ野球に溜まった濃い膿が露呈されつつある今こそ、改革を断行すべき時ではないか?



私は選手会会長で頑張っている古田の味方にはなってあげたいが、
正直なところ、いつまでもごたごた続けてしまうのであれば、プロ野球にそっぽ向かざるを得ません。
もう利権がらみのグログロはもうたくさん。巨人を巡る非道な行いには、もう呆れ過ぎて怒りを通り越してます。
ファンには本当に申し訳ないけど、プロ野球がなくても世界は回っていきますから。



ところで、事の元凶である「読売」(新聞)は、このような社説を「公表」した模様。
巨人軍ではなく、あくまでマスコミ報道機関であるのに「経営者の代弁」をぬけぬけとしている。


お〜ま〜え〜は〜 あ〜 ほ〜 か〜


読売新聞はもう絶対にとらない!日テレも避けてやる。

・[プロ野球]「ファン裏切る“億万長者”のスト」
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040917ig90.htm
・[プロ野球スト]「何が選手たちの真の望みなのか」
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040918ig90.htm
・社説TOP
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

・この社説に関連した他の日記へのリンク
http://d.hatena.ne.jp/http?//www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040917ig90.htm


<追記>
関連のニュース。この現実がプロ野球界の実態を表していると思われます。

http://k-tainews.com/cgi-bin/2004/02042.cgi
プロ野球再編問題でこれまで「自分には権限がない」と再三、口にしてきた根来(ねごろ)コミッショナーが、辞任の理由に関しては熱心に発言しているのが目立っている
▼「読売グループの言いなり」と批判されていた根来氏は、その読売新聞の単独インタビューに応じ「球界が理屈で割り切れない社会だった」など辞任の理由を説明している
▼他でも「これまで理屈の世界にいたから感情の世界を知らない。理屈に合わない人生は自分の生き方にそぐわない」など熱弁をふるったもよう
▼コレに対しては星野仙一阪神シニアディレクターも自らのホームページで「なにひとつ動かず、いざストになったら辞めますとしかいえないコミッショナーが今の野球界を象徴している」と批判している