はてな公聴会

9/11分の記事です。アメリカの連続テロ事件を思いながらはてなへ向かいました。

9/12 11:50 追記

・昨晩より日記の公開を始めました。皆様、これから宜しくお願い致します。
・改定案については、一部を昨日分に箇条書きしております。
・議事録を修正しましたので、一部表記が変わっております。
公聴会を開くに当たってご協力いただいた皆様に、深く感謝致します。ありがとうございました。
公聴会の議論をうけまして、皆さんも意見を微調整などして提出しましょう。

はてな公聴会に行って来ました。

渋谷から南東へ路地をさまよい、着いたのは14時5分。
都立なんたら商業高校の北側に位置する、NTTコミュニケーションの建物内に、はてなの基地はあった。(建物自体はもともとNTTの研究施設か何かだったようです)
おー、NTTコム内ってIT系の匂いがしていいなぁ、と思うのもつかの間。中はワンフロアーをパーティションで区切っていくつかの企業がはいっているため、各々のスペースは思っていたほど広くはない。スタッフが増えている現状、そろそろ手狭になりそうだと思った。

 さて、本題に戻り、前日から気合いを入れていたものの、見事遅れてしまった手前、申し訳なく腰を低くぺこぺこしながら入場。田中さんと近藤れいこさんに優しく出迎えられた後、その先の会議室で待ちかまえていたのは、熱意ムンムンのはてなユーザーさんたちであった。(すいません。誇張してますが、あくまでも偏見に満ちた主観です。。。)

おぉ、想像以上に熱くなりそうだ。。。という予感は、後に現実となる。

議論・内容については
はてな公聴会議事録を参照のこと

議事録の補足

議事録では、私のコメントは4つぽっちなので、あまり注目もされないでしょうが、議事録の表記上の問題で、発言のニュアンスなど含め、コメントの捉え方が誤解されるかもしれないので、ここに補足させていただきます。

1)カテゴライズのガイドラインはあるのか

id:yskszk
誤爆を避けるため、カテゴリを充実したい。
キーワードツリーの復活?
id:black_joke
カテゴライズのガイドラインはあるのか
id:yukatti
通名詞は有益か。個人的には有益だと思うが、紛争の種になる。
m
カテゴリを複数登録したい。
以内、以外という選択ができるとなおよい。

なんだか発言がかみ合わなかったように読めるが、
カテゴリーを活用して、誤爆などユーザが希望しないキーワードと距離をおいてはどうか、という話の流れにおいて、キーワードをカテゴリーに放り込むにしても、区分はどうなっているだろう?基準はあるのだろうか?と思っての発言。
「現在はない」との回答があった。

そもそも、カテゴリー区分はユーザーが慣習と主観で分けている気がするし、分類も難しく思う。その結果一般区分に入れざるを得ないものも少なくないのでは?
個人的にもカテゴリーが少ないと思っているのも実情。

2)キーワードの全角半角が別になる、ひらがなとカタカナも別。捕捉するために異表記を全て登録することがある。これはキーワードを楽しむうえで障害となっている

id:okgwa
現行のシステムは充分に複雑なので、変更しない
複雑なシステムの周知徹底は不可能
キーワードは文字列に過ぎない
Google形態素解析を検索語についておこなっているが、はてなでは行っていない
表記のゆれも補正しない
それらを受け入れ、品詞について議論すべきではない
m
はてなはキーワードを登録していて、Googleはキーワードを拾っているので解析する必要はない
(中略)
id:black_joke
キーワードの全角半角が別になる、ひらがなとカタカナも別。捕捉するために異表記を全て登録することがある。これはキーワードを楽しむうえで障害となっている
id:okgwa
キーワードは文字列だからそれを受け入れていくべきかもしれない
マリみて」のたくさんの異表記もあるが、それほど問題ではない(説明文の重複などは起こっていない)
しきい値」でモデレーションシステムへの言及日記が拾える。「しきい値」キーワード自体そのために登録されている。これもはてならしい
id:jkondo
簡単で馬鹿な仕組みを、馬鹿だなあと思って使ってほしい
id:yukatti
形態素解析シソーラス、といったものがあると面白い

id:okgwaさんの考え「キーワードは文字列に過ぎない」の説明に関連して、私も気になっていたことを述べました。言及される方を全て見つけるには、この事実情報を把握していることが必要ですし、キーワード作成時にも配慮が必要なので、システム上でなんとか簡単に直せないかなぁという提案でした。
現状では、キーワード説明文において、他の同意語句へ誘導したりすることで実質てきに問題の解決ができそうです。
これに関連し、シソーラス検索のようなものを導入する予定もあるそうなので、それである程度網羅されるのではないかと思います。

3)登録前に有用性を考える

id:black_joke
登録前に有用性を考える
id:adramine
登録の障害となるとよくない
id:yukatti
30日で市民権が発生するのは、その間にキーワードの仕組みを理解してくれという意図がある

ホワイトボードで、有用性の基準について話を始めた際、登録されたキーワードの有用性を図る話ばかりでしたので、これから登録されるモノについての検討は必要ないのかな?と疑問を投げたものでした。
規約などで縛る他は、キーワード作成時にハードルを設けない方向のようです。

4)black_joke
楽しみ方をわかりやすくまとめてほしい

id:o-chan
最初はわからず、プライベートモードの存在もしらずにいじっていた
遊べるけれど、遊び方がわかりにくい
書籍を2冊読んで、それぞれの視点から書かれていてわかったが、ハンドブックのようなものがあっても
id:Yuny
はてなの本のキーワード作成フローチャートはてなにあるのか、品詞など記述が少しおかしいが
id:yukatti
キーワード作成ガイドラインの内容を視覚化したものだが、記述が少し古い
m
機能を知らず日記だけ書いている人も多い。もったいない
id:black_joke
楽しみ方をわかりやすくまとめてほしい
id:yukatti
はてなダイアリーガイドでそれをやっている
書籍化された内容もガイドに書いてあるが、書籍化した方がわかりやすい

o-chanさんからの話を受けて、なかなか関連のガイドや規則などがわかりにくい上に、はてなを活用する上で一番大切な「楽しむ」ことを推奨し、誘導してあげる部分の足りなさを感じて言った発言。「楽しみ方」だけでなくガイドラインなどについてもアクセシビリティを挙げて欲しいということを発言したつもり。(言葉足らずだったかも)

以上。

4に関連して、キーワード作成時などにすぐ参照出来るよう、関連ヘルプへ誘導してはどうか、という話などもしてましたが、議事録上残りませんでしたね。
私も事前に資料を提出していなかった手前、形見は狭いのですが、私の意見をまとめて発言する機会を伺っていたところで、まとめ的な有用性の議論に入っていってしまったのでちょっと意気消沈しておりました。
またノートなど見ながら、自分の発言補足や、意見を追記・発表させていただく所存です。


公聴会へご参加いただいたみなさん、お疲れさまでした。
はてなの皆さん、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

公聴会に関連する資料

はてな公聴会議事録
はてな公聴会

公聴会関係

http://d.hatena.ne.jp/sasada/20040909#1094691053
http://d.hatena.ne.jp/popona/20040911#p2


キーワードルール改定に関する意見
キーワード作成ガイドライン資料集

はてな公聴会 http://www.hatena.ne.jp/info/off?v=1000
<参加者>
 はてな・4名
id:jkondo
id:reikon
id:onishi
id:mitsuki
 ユーザー・10名
id:adramine
id:b(匿名さん)
id:black_joke
id:naka64
id:okgwa
id:o-chan
id:yukatti
id:yukoba
id:Yuny
id:yskszk


はてなオフ会 http://www.hatena.ne.jp/info/off
はてな利用規約改定に関する意見募集について http://www.hatena.ne.jp/info/revisedrules

[]
[
]
[[]]

http://d.hatena.ne.jp/Yuny/comment?date=20040908#c
http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20040909

<<はてなのルールの歴史>>
「はてなの本」P.80-81の年表

id:hatenadiaryを「ルール」で検索した日記
最古→http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/searchdiary?of=25&word=%a5%eb%a1%bc%a5%eb
β時代(〜2003.3)、キーワードツリー崩壊時(2003.07.31前後)、名詞で検索した時のそれぞれのトラックバックをチェック。
<<資料>>
キーワード「キーワード作成ガイドライン資料集」
キーワード「キーワードルール改定に関する意見」

本がない方のために、こちらにもはてなの歴史関係
http://www.hatena.ne.jp/info/company
http://www.hatena.ne.jp/info/pressrelease